2016年 12月 14日
男羽織です
今回は男羽織3枚のご紹介です~♪
3枚それぞれ色も手触りも違うのですが、男物は何せ地味なので、その違いが画像だといまいち伝わってこないのが残念です。
女物のような華やかさはありませんが、羽織を脱いだ時に、ついつい目が行ってしまうのが羽裏、男羽織の魅力は何と言っても羽裏のおもしろさです!
さて一枚目は、目を凝らしてよーく見ないとわからないような、細かい髭が織り込まれた濃紺色のお召しです。
羽裏は富士山を背景に、鹿狩りの図が描かれています。
柔らかな色使いで、狩装束を着けた武士も、動き回る鹿も馬も兎も、可愛らしさがあります。
男羽織 : 正絹 (丈100cm、裄70.5cm) h-1619
二枚目はチャコールグレーのお召しです。
羽裏は広重の「東海道五十三次 箱根湖水図」が描かれていますが、これがちょっと面白い、羽裏の半分は暗闇のようです。
丸の中の左半分は色彩豊かな箱根湖水図、右半分は金彩での線描写だけと、何とも洒落た羽裏です。
こちらの羽織は丸組の羽織紐も付いています。
男羽織 : 正絹 (丈100cm、裄70cm) h-1618
三枚目はしつけ糸が付いた状態の黒のお召しの羽織です。
黒い羽織は紋が付いたものが多いのですが、こちらは紋が付いてないので普段の外出に気兼ねなく着用できます。
羽裏は唐獅子、お正月にいかがでしょうか?
男羽織 : 正絹 (丈、裄70cm) 未使用 h-1617
by かめ彦
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by etujapan
| 2016-12-14 11:40
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